COLUMN コラム

Dr.Shiggekkyの水素問答 <その6>アトピー性皮膚炎に有効?

<その6> 
高排出の水素吸入を続けていたら、
アトピーが良くなってきたと言う話を聞きました。

どうしてでしょうか? 有効なのでしょうか?

アトピー性皮膚炎は、
「良くなったと思ったら、また悪くなる」
「薬をやめると再発してしまう」
といった 慢性・再燃性 の経過をたどる皮膚疾患です。
当院でも、長年アトピーに悩まれてきた患者さんから
「体質そのものを整える方法はありませんか?」
というご相談を多くいただきます。
近年、そうした方々の間で注目されているのが「水素(H₂)」です。
今回は、ページ最後のほうに、よりわかりやすいQ&A形式も掲載しましたよ。

アトピー性皮膚炎は、単なる「皮膚の病気」ではありません。
現在では、次の3 つが重なって起こることが分かっています。
① 皮膚バリア機能の低下
② 免疫の過剰反応(アレルギー体質)
③ 慢性的な炎症と酸化ストレス

とくに重要なのが、炎症が長期間くすぶり続ける状態です。
この背景には、体内で発生する活性酸素(酸化ストレス)の関与があります。

2.水素は何をしてくれるのか?

水素は、宇宙で最も小さく、最も軽い分子です。
そのため、
●血液に溶け込み
●細胞膜を通過し
●体のすみずみまで届く

という特徴があります。
そして水素には、次のような作用が期待されています。

● 悪玉活性酸素を選択的に除去
活性酸素には、体に必要なもの(善玉)と、細胞を傷つけるもの(悪玉)があります。
水素はこのうち、細胞障害を起こす悪玉活性酸素だけを選んで中和します。
その結果、
✔ 皮膚の炎症
✔ かゆみを引き起こす刺激
が穏やかに抑えられていきます。

● 免疫の「暴走」を鎮める
アトピーでは、免疫が必要以上に反応し、
自分の皮膚を攻撃してしまう状態が起こっています。
水素は、細胞のエネルギー工場であるミトコンドリアの働きを整えることで、
✔免疫細胞のエネルギー代謝を安定化
✔過剰な免疫反応を起こしにくい状態
へと、免疫を「抑え込む」のではなく「調整する」方向に働くと考えられています。

● 血流改善による皮膚環境のサポート
高濃度の水素吸入では、血管が拡張し、血流が改善することが知られています。
これにより、
✔角層のうるおいが保たれやすくなる
✔皮膚のすみずみまで血液が届く
といった効果が期待でき、「保湿してもすぐ乾く肌」の改善につながるケースもあります。

3.水素はアトピーの治療になるの?

ここで大切な点があります。
水素は、ステロイドや外用薬の代わりではありません。
現時点では、水素単独でアトピーを「治す」治療ではなく、
👉 標準治療を支える「補助療法」
という位置づけが適切です。
しかし実際には、
「皮膚の調子が安定した」「薬の使用量が減った」「再燃の頻度が下がった」
といった声も、少しずつ増えています。

4.Dr.Shiggekkyのクリニックが考える水素の役割

当院ではアトピー性皮膚炎を、「炎症を抑える」だけでなく
「炎症が起こりにくい体内環境をつくる」という視点で捉えています。
水素はそのための
体にやさしく、安全性の高い選択肢の一つです。
「スキンケア/必要最小限の薬物療法/生活習慣の見直し」
これらと組み合わせることで、アトピーと長く付き合える“安定した状態”を目指します。

5.最後に

アトピー性皮膚炎は、決して「気合」や「我慢」で治る病気ではありません。
同時に、薬だけに頼り続けるしかない病気でもありません。
水素という新しい視点が、これまで悩み続けてきた方の
一つの光になる可能性は十分にあります。

Q1.水素は本当にアトピーに効くのですか?
A.水素はアトピー性皮膚炎を「治す薬」ではありませんが、
炎症やかゆみが起こりにくい体内環境を整える補助療法として役立つ可能性があります。
実際に、症状の安定や再燃の頻度低下を感じる方もおられます。

Q2.なぜ水素がアトピーに関係するのですか?
A.
アトピーでは、体内で炎症と酸化ストレスが慢性的に続いています。
水素は、細胞を傷つける悪玉活性酸素を選択的に除去し、
炎症が長引きにくい状態へ導くと考えられています。

Q3.水素を使えば、ステロイドはやめられますか?
A.
自己判断で薬をやめることはおすすめできません。
水素はあくまで補助療法です。
ただし、症状が安定することで、結果的に薬の使用量が減るケースはあります。

Q4.子どものアトピーにも使えますか?
A.
水素は体内で水になる物質で、副作用が非常に少ないとされています。
そのため、お子さんにも使いやすい選択肢の一つですが、
必ず医師と相談のうえで進めることが大切です。

Q5.水素水と水素吸入は同じですか?
A.
目的は似ていますが、体内への届き方が異なります。
水素吸入は、血中濃度を安定して高めやすく、
全身への作用が期待しやすい方法とされています。

Q6.どれくらいで効果を感じますか?
A.
個人差がありますが、数週間で「かゆみが軽くなった」
1〜3 か月で「肌が安定してきた」と感じる方が多い印象です。
即効性よりも、じわじわと体質を整えるイメージです。

Q7.副作用や危険性はありませんか?
A.
水素は体内で最終的に水になるため、
重大な副作用の報告はほとんどありません。
医療現場でも安全性の高い補助療法として扱われています。

Q8.どんな人に向いていますか?
A.
特に次のような方に向いています。
 ✔アトピーと長く付き合う必要がある方
 ✔薬を使っても再発を繰り返す方
 ✔できるだけ体に負担の少ない方法を探している方

Q9.水素だけで生活すれば大丈夫ですか?
A.
水素は「魔法」ではありません。
スキンケア、生活習慣、ストレス管理などと組み合わせてこそ効果を発揮します。
治療の土台は日常生活にあります。

Q10.Dr.Shiggekkyのクリニックでは、どう取り入れていますか?
A.
当院では、
✔標準的なアトピー治療
✔生活指導
に加えて、体内環境を整える選択肢の一つとして水素療法をご提案しています。
「薬だけに頼らず、安定した状態を目指したい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談くださいね!

(監修:聚楽内科クリニック 院長 武本重毅)
※本記事は医療情報の提供を目的としたものであり、特定の疾病の治療や効果を保証
するものではありません。
水素吸入は医薬品ではなく、健康維持・体調サポートのためのウェルネスケアとして
ご活用ください。

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